10時から難病議連パーキンソン病WG。橋本は事務局長で司会を担当。難病対策は今年度予算で研究費が一気に4倍になり、現在審議中の補正予算でも医療費支援対象の拡充に予算が計上されている。バラマキと言われるが、こういうことにも予算を割いていることもぜひ注目いただきたい。さらに高額医療費制度に関する議論も与党合意によりスタートする見通し。二年前、予算削減の危機からWGを作った頃と比べて、難病をとりまく空気が非常に変わった。パーキンソン病についてはiPS細胞の研究により治療方法開発の希望も持てるようになり、とてもいいムードだ。一時的な空気で終わらないように、引き続き声をあげ続けなければならない。認定NPO法人制度について条件等緩和の要望も出る。(ブログ「パーキンソン病WG、いいムード」より)
【関連資料】
- 難病対策の拡充に関する決議(2006年、厚生労働部会)
- 難病対策に関する申し入れ(2007年)
- 難病対策に関する申し入れ(2008年)
難病対策議連 パーキンソン病 WGについて(2007.6)
【背景】
○昨年末の特定疾患治療研究事業の対象の見直しにあたり、潰瘍性大腸炎およびパーキンソン病については、平成18年12月15日付の与党厚生労働部会の決議において、
– 現在事業の対象となっているものに対し、医療の継続が図れるような措置を講じる
– 今後、難病対策の充実に向けた新たな対策を講ずる
こととされた。
○一方で難病患者の方々からは、依然として不安の声が上がっており、わが自民党としても、早急に「新たな対策」の検討を行う必要がある。
○特に今回の対象見直しにおいては、当該事業の限界が浮き彫りになった面があり、難病問題全般の検討のきっかけとして、まずパーキンソン病患者が直面する課題に特化した検討が必要である。
【目的】
○パーキンソン病で悩む患者の方々の立場をどう守るか、生活と医療の安定をどう図るかという視点のもと、原因究明を含むこの問題に対する対策を検討し、関係部会等と共同して実現する。
○パーキンソン病の検討をきっかけに、難病対策全般に対する国会議員の関心を高め、今後の議論に資する。
○当面、平成20年度予算や制度改正にこのWGの検討成果を反映することを目指す。
【位置づけ】
○自由民主党 難病対策議員連盟下のWG。
○必要に応じ、厚生労働部会や社会保障制度調査会医療委員会等と連携。
【メンバー】
○下記のとおり
【開催予定】
○第一回会合を4月中に開催。厚生労働省および患者会から意見の聴取を行う。
○以後、随時開催する。
難病対策議連 パーキンソン病 WG メンバー (2009.7.3現在)
(敬称略)
顧 問 津島 雄二、鴨下 一郎、 大村 秀章、 石崎 岳、 衛藤 晟一
座 長 馳 浩
幹 事(50音順)
(衆議院)
赤池 誠章、赤澤 亮正、安次富 修、あべ 俊子、稲葉 大和、遠藤 利明、太田 誠一、大塚 高司、小此木 八郎、尾身 幸次、河井克行、川条 志嘉、岸田 文雄、木原 誠二、河本 三郎、櫻田 義孝、塩崎 恭久、清水 鴻一郎、鈴木 俊一、髙鳥 修一、棚橋泰文、田村 憲久、寺田 稔、戸井田 とおる、とかしき なおみ、冨岡 勉、長勢 甚遠、中川 昭一、中川 秀直、中山太郎、中山 成彬、西川 京子、萩生田 光一、萩原 誠司、林田 彪、原田 義昭、平口 洋、藤野 真紀子、牧原 秀樹、松浪 健太、松本 洋平、三ツ矢 憲生、御法川 信英、宮腰 光寛、宮沢洋一、宮下 一郎、渡辺 具能
(参議院)
有村 治子、河合 常則、島尻 安伊子、世耕 弘成、伊達 忠一、中川 義雄、橋本 聖子、松山 政司、溝手顕正、山本 一太、吉田 博美、吉村 剛太郎
事務局長 橋本 岳
事務局次長 福岡 資麿