平成19年6月14日
自由民主党厚生労働部会 御中
自由民主党難病対策議員連盟
パーキンソン病WG
本WGでは、平成19年4月の発足以来、パーキンソン病友の会や研究者の方のご意見を伺い、三回にわたり議論を重ねた。これを踏まえ、以下のとおり要望を申し入れる。ご関係各位におかれては、この要望の趣旨をご理解いただき、実現に向けて絶大なご協力をいただけるよう、お願い申し上げる。
一、 難治性疾患克服研究事業および特定疾患治療研究事業について、平成20年度の予算編成にあたっては、平成18年12月に自由民主党および公明党の厚生労働部会が決議した「難病対策の充実に関する決議」の趣旨にのっとり、満額の確保を目指すべきであること。
二、 特定疾患治療研究事業における医療費助成対象の見直しに関しては、患者会の方々のご協力もいただきながら、制度自体の見直しも視野に含め、財源の確保についても考慮を払いつつ、年限を定めて検討を行うべきであること。党政調においても、この問題を検討する組織を設けるべきであること。
三、 原因究明および根治医療の研究推進など、パーキンソン病友の会から本WGへの要望に対し、真摯に検討すべきこと。
本WGとしても、上記の実現および難病対策のさらなる充実、患者の方々の不安解消に向け、引き続き検討等の活動を続けるものである。
紫陽花の 開くがごとく 難病対策
以上