第201回国会 衆議院 文部科学委員会 第11号 (令和2年7月22日(水))

川内委員

橋本副大臣、今の文科省の調査結果を含めて、各大学の研究施設等でPCR検査のまだ余裕があるということでございますが、これはどのように生かされていかれますか。
 

橋本副大臣

お答えをいたします。  新型コロナウイルスに係るPCR検査の体制整備においては、大学等のさらなる活用促進も重要であると認識をしております。  厚生労働省といたしましても、大学病院に加え、大学の研究施設等が保有する検査機器の活用促進に向けて文部科学省と連携をして、自治体への情報提供や予算上の支援措置に関する大学等への周知等に取り組んできたところでございます。  今、文部科学省さんが御答弁になりました文部科学省さんの調査の結果というのは、私たちも情報提供を受けて承知をしております。  そうした中で、体制が構築済みの大学及び今後協力可能な大学というものにつきまして、今、個々に状況の確認をさせていただいております。大学病院とかで、その学内で活用いただく分にはあれだと思いますけれども、例えば自治体等に活用いただくといったときにはどこを窓口にするのかとか、ちょっと詳細を詰めていただく必要がございますので、そうしたところ、あと、今私どもで把握している数字との重複等もやはり一部ございますので、そうした精査を行ったり確認をしているところでございます。  そうした作業を行いまして、速やかに大学等の検査能力という数字に私どもとしても計上をさせていただいて、そしてまた具体的に実際に活用していただくように、引き続き情報提供等、文部科学省さんと連携をしながら取り組んでまいりたいと考えております。